思うこと。

日々思うことを思うままに話したい。

心うごく日

朝からうれしいことがあって(それについてはまたいつか)、それは静かにうれしいようなことだと思っていたのだけど、朝ごはんを食べていたら胸が詰まって来て、あら、どしたんだろう?と思ったら、うれしいを通り越して胸がいっぱいになっていることに気が付いた。そんなに?って自分でも意外なくらい、わたしの表面じゃない所が歓喜していた。気付かずにいた自分の願いを叶えた、のだろう。

その余韻で今日はずっと気持ちがぽっぽっしていた。ぽっぽっ。気持ち、のまわりにハートが飛ぶようなそんな感じ、笑。暑かったから短くはあったけれど犬と散歩にも行き、散歩中にはまた見知らぬ人に話しかけてもらい、きれいなお昼ごはんを作ってゆっくり食べ、なんだかんだと、ぽっぽっしたままいい日を過ごしてた。

そして夜、犬がいつもと違う感じのけいれんを起こし、これは家族に連絡した方がいいことなのかもしれない、と考えながら様子を見ていたのだけど、気が付くと小一時間も経っていて、きっとずいぶん緊張して見守っていたのだろうと思う。しばらくして、いつものてんかん発作の後のような状態になって、そこからはいつも通りでほっとした。ほっとしたら、心の底から大きな波が湧き上がってきた。なんだろうね、どんな気持ちとは言い難い、って言ってしまうと簡単だけど、安心したからこその苛立ち、どれだけこれを繰り返すのだろうという不安、そして多分、ほんとはとても辛いのだろう、発作を見守るのも、いつ発作が起きるか分からず24時間365日気を張り続けていることも。そういう波。

ぽっぽっ、して、大きな波が湧き上がって。別に何というほどのこともない、普通の日曜日だったのに、こんなにも心は動くんだなと感心する。あっちに振れ、こっちに振れ。この動きを楽しむことが生きることなのだとすれば、何でもない今日の日は、ずいぶんいきいきと生きた日ということになるのだろう。どっちに振れるからいいとか、よくないとか、そういうことでは全くなくて、ただ振れることが生きることなのだという、そういうことだと思う。