思うこと。

日々思うことを思うままに話したい。

日常に戻って行く

私自身は毎日休みのようなものだけれど、世の中が休みの日は、やっぱり休みだと感じる。連休ならば連休だ、と感じる。ましてや家族が帰って来るとなると、完全なる連休だ。あまり普段と変わらない生活ではあるものの、ひとりか、ひとりではないか、は大きく違う。誰かが一緒にいるというのは、都合をすり合わせることでもある。別に何と言って都合もないけれど、それこそ今お茶を飲むかどうか、いつお風呂に入るか、携帯を見るか見ないか、そんなこともいちいち、相手とのタイミングを無意識に見計らう。誰かと暮らすというのは、そういうことの連続だ。それがどう、ではなくて、ただそういうものだ、という話。

連休に限らないけれど、家族が帰って来て週末なり数日なり過ごして、またそれぞれの家に帰って行くと、

(話が逸れるけれど、ここに来ることも「帰る」だし、また去って行くことも「帰る」のは、言葉的には帰ってばかりになってしまうが、やはりどちらも「帰る」だなあと思う)

誰かがここにいた間の気分から、自分だけの日常へ切り替え作業をしたくなる。誰かがいることで別の自分になってる訳ではないと思うけど、このままではいつもの日常にはちょっとそぐわない、そんな感じがする。

長い連休をここで過ごした家族が帰って行き、さて、と定番の映画を見ることにした。何ということのない昔のラブコメ。だけどどうもしっくり来なくて、挫折。夕飯の後にfacebookに投稿することにする。このブログもつい長文になるように、何しろ私はいつだって長文派だ、笑。facebookも長い。長い文章を書いて、楽しい写真を選んで投稿する。書いている間に気がつくとだんだんいつもの「ひとりでいる自分」に戻って行ってる気がする。

書くこと、なんだと思う。書くことで、自分自身に戻る、それはすなわち私の日常に戻ることなのだと思う。そしてfacebookだけでは飽き足らず、このブログも書いている。

と書いていてふと思った、自分自身に戻ることが日常に戻ること、とは、私は普段、自分自身そのままであることを当たり前として暮らしているのだ、ということ。それはとても贅沢なことな気がする。